福祉用具

住宅改修「イレクターステップ台」の設置事例

ご覧いただきありがとうございます。
今回は住宅改修による「イレクターステップ台」
の設置事例をご紹介させていただきます。
イレクターとは、スチール製の棒にプラスチックの被覆を
施した材料で、防汚性と耐久性に優れて加工しやすいのが特徴です。


レンタル品の屋外手すりを設置させていただいていましたが、高低差と手すりの長さから現状の福祉用具では昇降が難しいとのことでした。

上から見るとかなりの高低差ということが分かります。ご利用者様のADLは日によって体調の波がありますが、概ね軽介助と手引きで歩行が可能な状況です。デイサービスの送迎時もこの掃き出しから出入りするとのことで、手すり付きのステップ台の設置を提案させていただきました。

固まる砂で整地

まずはステップ台の足が乗る部分の土を10センチほど除去し、固まる砂で整地しました。イレクター設置個所の手前までは以前ご家族様が固まる砂を使用したとのことで、我々も今回は固まる砂で施工させていただきました。

ステップ台を設置


大物なので真ん中で二分割できる仕様となっています。手すりの幅は使い慣れたレンタル品の手すりと同じ幅にさせていただきました。


一番下の土間まで下りることなく、掃き出しまで移動が可能なので、昇降の負担は軽減されています。

まとめ

今回の設置事例では、かなり大きいものをご紹介させていただきましたが、サイズや仕様もご利用者様に合わせて作成可能なのがイレクターの大きなメリットとなります。住宅改修で設置可能で、大規模な工事が不要な点もイレクターの優れた点だと思います。オーダーメイドゆえに作成費用が高価なのが玉に瑕ですが、住宅改修をお考えの際はイレクターも検討してみてはいかがでしょうか😊

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